ファイナンシャルプランナー試験

ファイナンシャルプランナーは一般的に「FP技能士」とよばれています。FP技能士の仕事は、銀行等の金融機関において顧客の試算に関する情報を収集、分析し、顧客のニーズにあった貯蓄、投資のプランを立案して、その実施を援助することと定義されています。 FP技能士の資格は2002年より国家資格に認定されました。これは独占業務資格ではなく名称のみの独占資格です。この資格を有しないと、ファイナンシャルプランナーを名乗ることはできません。金融相談についての信頼が高められる資格です。FP技能士には、段階に応じて種類があります。 ・　3級FP技能士　勉強すれば合格できるレベルの水準です。 ・　2級FP技能士　ビジネスマン向けのレベルです。受験資格は、3級FP資格者、実務経験2年以上の者、AFP認定研修終了者、金融渉外技能審査3級合格者のいずれかの要件となっています。 ・　1級技能士　1級は学科、実技で受験資格が違っています。いずれかの要件が必要です 2級FP技能検定の合格で1年以上の実務経験、FP実務経験5年以上、金融渉外技能検査2級合格者で1年以上の実務経験のある者のいずれかの要件です。1級実務試験の受験資格は、1旧学科試験の合格者、CFP認定者、CFP試験の合格者のいずれかの要件をみたさなければなりません。CFPは1972年にアメリカで創設されたファイナンシャルプランナーの国際ライセンスです。 ファイナンシャルプランナーには2つの試験機関があります。FP技能士が国家資格としてできると従来の金財FPがなくなり現在はAFPとCFPが試験を行っています。