薬剤師国家試験 〜 資格の難易度

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薬剤師国家試験

薬剤師国家試験は、薬剤師としての必要な知識及び技能の確認を目的とする試験です。合格すると厚生労働大臣より合格証書の免状を受け薬剤師名簿に登録することによって薬剤師の免許が得られます。合格率は70%から75%と一般の資格試験としては高めですが、受験者が競争率の高い薬学課程を入学していることによります。新卒者の合格率は85%位、既卒者では50%位となっています。 試験は毎年、3月上旬の土・日曜日の2日間かけて行われます。 受験資格は、学校教育法に基づく大学において、薬学の正規の課程を修了して卒業した者、あるいは薬化学の正規の課程を修了して卒業した者で大学院薬化学研究科修士又は博士課程を修了した者などとなっています。 試験科目は基礎薬学60問、衛生薬学40問、薬事関係法規及び薬事関係制度20問が1日目に、医療薬学120問が2日目に実施されます。 試験形式は全問筆記試験で実技試験はありません。満点は1問2点で480点、合格するには試験科目の得点が全て35%以上で総得点65%以上が必要とされます。 2012年から新6年生課程を修めた学生が受験する新薬剤師国家試験となります。範囲が広がり問題数が多くなることが予想され、難易度も高くなり、合格点も高くなります。 薬剤師の仕事は、福祉サービスの多様化や、環境への取り組み、高齢化社会の進化など多岐にわたる現場で活躍する場が増えて、増々ニーズが高まっていく将来有望な資格となっていきます。


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